太田川「新生」作戦
テーマ:東海市情報
2010/02/12 12:25

●東海市 にぎわう玄関に
名鉄常滑線から河和線が分岐する東海市大田町の太田川駅周辺で進む鉄道高架工事が完成に近づいてきた。来年秋には周辺の踏切は廃止され、駅は2階になる。市は駅前に歩道や子育て施設を整備する方針で、新しい中心街が誕生する。
東海市は41年前、上野、横須賀の旧2町が合併して誕生した。人口は3万人増の約10万8千人になったが、「顔」と言える中心市街地が存在せず、一体感に乏しいのがこれまで弱みだった。
同駅周辺では、約64ヘクタールの区域で進む土地区画整理と市街地再開発、鉄道高架の3事業が同時に進行している。1992年に始まった区画整理事業は約396億円かけ、2015年度に終わる予定で、建物移転は60%以上完了した。
ひとまず来年秋には名鉄の高架が完成。それに合わせて駅東地区では開発が進む。幅50メートルもある歩道が280メートルにわたってできる。憩いの場になり、祭りの山車を一堂に集める催しの構想もある。鈴木淳雄市長は「特産の洋ランを展示したり、朝市を開いたりして、にぎわいのある市の玄関口にしたい」と話す。
さらに南にある民間用地には、14階建てマンション(130戸)ができ、3月から入居が始まる。3階建ての商業ビルも夏に着工。この3階部分には市が、絵本3千冊を備えた子育て総合支援センターと市民活動センターを設け、来年4月開業する。
商業ビルと駅の間には、市内を循環するバスやタクシーの乗り場、送迎用の駐停車場ができる。駅の1階には、市の行政サービス窓口や観光物産プラザなどもできる。
さらに、駅南では、地権者が昨年設立した再開発準備組合が事業内容を練っている。公共施設として、市の文化ホールや地下駐車場(約150台分)を設けることは内定している。
ただ、駅西については、まだ主な利用法はまだ決まっていない。ユニー、名鉄、再開発準備組合の3者が土地を所有しており、市がそれぞれと調整を進めている。
ユニーの用地には、かつて同社の店舗があったこともあって、同社は新しい商業施設の建設に前向きとされる。ただ、駅に最も近い名鉄用地の活用法について、名鉄が明確な方針を示しておらず、ユニー側も新たな施設の内容を固められないでいる。
鈴木市長も1月7日、名鉄本社を訪問し、安藤和史副社長に協力を求めた。鈴木市長は「経済環境が厳しく、民間が投資を控えている時こそ、公共としてやるべきことを進め、企業が進出したくなるような環境を整えたい」と話している。

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雪のようなラン 東海市農業センター開発
テーマ:東海市情報
2010/02/02 13:10

東海市富木島町の市農業センターが、洋ランの新種「ブランネージュ」を開発した。ブランネージュは、フランス語で「白い雪」という意味。
洋ランのデンドロビウムの一種で、ユキダルマ、ユーズキ、クリスマスチャイムなど4種を交配させて開発した。白花系の大輪花で、リップと呼ばれる中央の花弁に、濃い紫色の模様があり、ほのかに甘い香りがするのが特徴。1月23、24日に市体育館で開かれた市制40周年記念「東海フラワーショウ」で一般に初公開され、注目を集めた。
生産農家は現在、1戸のみで、最初の出荷は今月中旬以降に約100鉢を予定。1鉢1000円程度で、広く市場に出回るのは、来年になるという。問い合わせは、市農業センター(052・601・8731)。
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東海・船島小のビオトープが国交大臣賞 湿地、池、畑に生物100種
テーマ:東海市情報
2010/01/28 10:33

東海市船島小学校の「船っ子ビオトープ」(愛称「フナビオ」)が、昨年末の全国学校ビオトープ・コンクールで国土交通大臣賞に選ばれた。文部科学、環境の両大臣賞と並ぶ最優秀5賞の一つ。2月13日には、代表の児童11人が東京都渋谷区の津田ホールである受賞校の活動発表会に臨む。
コンクールは、財団法人日本生態系協会が主催。全国の学校・園庭ビオトープの優れた実践例を紹介、環境教育や自然と共存する地域づくりに貢献する狙い。1999年から隔年開催しており、6回目の今回は139件の応募があった。
同校のフナビオは運動場南端にあり、2000平方メートルの広さ。湿地や池、畑などを設けている。2005年から設置に取り組み、翌06年に完成。運動場を縁取るように植えた樹木とフナビオを結ぶ「フナビオロード」も整備した。
児童たちは総合学習の授業や児童会、市民館の行事などを通じ、環境を学ぶ「生きた教材」としてフナビオに親しむ。児童による09年度の調査では、敷地内で生物約100種類が確認された。
維持管理と児童の活動を支援するボランティアとして、学校と地元住民らで「フナビオ会」も組織。今回の受賞に、同会副会長の高橋金光さん(69)は「地域全体でもらった最高の賞。今後も維持管理に手を抜かず、より良いものにしたい」と気を引き締める。
発表会に参加する6年の森竹壮汰郎君は「地域と協力して受賞できた。後輩には保全を続けてもらい、新しい生物を呼んでほしい」と期待した。
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